original
フランス北部・ノール県の
名窯 Moulin des Loups & Hamage(ムーラン・デ・ルー&アマージュ)
通称「オルシー窯」による古い陶器プレートです
製造は1930〜40年代頃と見られます
白い陶胎に、コバルトブルーの幾何学模様が縁をぐるりと飾るデザインです
アール・デコの影響を感じさせる端正なデザインです
経年により全体に貫入が入り
味わい深い表情になっています
フチの一部には古い欠けがありましたが
輪島の蒔絵師による金継ぎ修復が施されています
この職人は国宝や重要文化財の修復も手がける熟練の方で
金色の継ぎ跡が静かなアクセントとなり
器の歴史を引き立てています
日常の食卓にはもちろん、オブジェとして飾っても美しい一枚です
ムーラン・デ・ルー&アマージュ(Moulin des Loups & Hamage)は
フランス北部・ノール地方の陶器の町オルシー(Orchies)にあった
老舗窯でした
19世紀末から20世紀半ばにかけて
日常使いのファイアンス(陶器)を多く生産していました
幾何学文様や花柄など、時代ごとに多彩なデザインがありました
その多くはアール・デコやアール・ヌーヴォーの影響を受けています
厚みのある陶胎と温かな釉調が特徴で
素朴さの中にフランスらしい品の良さを感じる窯です
直径 22.5cm
高さ 2.8cm